奥原 4年ぶり女王 劣勢はね返し「やっと私らしいプレーができた」

2019年12月01日 16:17

バドミントン

奥原 4年ぶり女王 劣勢はね返し「やっと私らしいプレーができた」
奥原希望 Photo By スポニチ
 【バドミントン全日本総合最終日 ( 2019年12月1日    東京・駒沢体育館 )】 女子シングルス決勝が行われ、世界ランク3位の奥原希望(24=太陽ホールディングス)が、同19位の大堀彩(23=トナミ運輸)を2―0(22―20、21―4)で下し、4年ぶり3度目の栄冠を手にした。
 まさに“奥原劇場”だった。第1ゲームこそ1―6とリードを許したが、それも前振りだ。第2ゲームは圧倒的。持ち味である華麗なフットワークで、いち早く攻撃に転じた。開始直後から11点インターバルまで、相手を0点に抑える圧巻の試合を演出した。優勝を決めると左手でガッツポーズ。「決勝戦でやっと私らしいプレーができた。頂点に立てて、やっとだなって感じ」と笑顔がはじけた。

 今年1月のプロ転向後初の国内大会で、強さを証明した。今月11日からは世界ツアー上位8組が出場するツアーファイナル(中国・広州)に参戦する。「私らしくレースを走り抜きたい」。奥原の2019年はまだ終わらない。

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