リオ五輪以来の北島寿典は23位「マラソンはイメージだけでは走れない」

2019年12月01日 16:49

マラソン

 【第73回福岡国際マラソン ( 2019年12月1日    福岡市・平和台陸上競技場発着 )】 3年ぶりの42・195キロはほろ苦かった。16年リオデジャネイロ五輪代表の北島寿典(35=安川電機)は2時間17分10秒で23位。「(トラックは)いいイメージで走れたけど、マラソンはイメージだけでは走れない」。10月に5000メートルで自己記録を出した自信は、レースが進むにつれてどこかに吹き飛んだ。35キロからの5キロは、19分40秒かかった。報道エリアに来た表情は憔悴しきっていた。
 五輪後は両足のアキレス腱痛に悩まされた。治っては痛めるを繰り返し、1年前にやっと走る見通しが立った。マラソンの復帰戦は、2時間9分16秒の自己記録に遠く及ばなかったが、これで終わりではない。「今の力合わせた取り組みでチャレンジをしたい」。35歳の走る意欲は衰えない。

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