【ハンドボール 女子世界選手権第3日 ( 2019年12月2日 パークドーム熊本ほか )】
おりひめジャパンが初戦に続いて快勝した。開始から速攻を中心に5連続得点を挙げて一気にリード。中盤で詰め寄られながらも、最後に再び振り切った。
停滞し始めた前半終盤に躍動したのが1メートル60の小兵、河田知美(北国銀行)。約7分の短時間で2本の7メートルスロー(ペナルティースロー)を含む4得点を決めた。高さで劣る分、下がった位置から強肩を生かしたシュートを放ち「点を取ることが求められているので、任された時間でしっかり仕事ができた」とうなずいた。開幕連勝にもチームは満足していない。2戦続けて最多得点を挙げた司令塔の大山は、強敵との次戦へ「ここからが勝負どころ。自分たちがやるべきことを徹底したい」と強調した。