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八村が強敵クリッパーズと2度目の対戦 前半は4得点で1点差

2019年12月09日 09:13

バスケット

八村が強敵クリッパーズと2度目の対戦 前半は4得点で1点差
ウィザーズの八村(AP) Photo By AP
 NBAウィザーズの八村塁(21)が8日、地元ワシントンDCでのクリッパーズ戦でデビューから22戦連続で先発。前半のフィールドゴール(FG)成功は6本中1本のみで4得点だった。
 優勝候補の一角、クリッパーズとは今月1日にロサンゼルスと対戦。試合は125―150で敗れたが、八村は38分出場してFGを23本中13本(うち3点シュートは5本中2本)成功させて自己最多の30得点をマークしていた。

 八村はここまで5試合連続で2ケタ得点を挙げていたが、第1Qの立ち上がりでは右のコーナーから放った最初の3点シュートに続いてペイント内でのフローター気味のシュートも失敗。その後、ゴール下で2度シュートを外し、開始から4本連続でFG成功がなかった。

 それでも5分59秒、左ベースライン際からインサイドに飛び込んだあと、イッシュ・スミス(31)のアシストを受けてダンクを叩き込んで初得点。その20秒には今季の成功率が86・8%に達していたフリースローを2本とも沈めて4得点目を挙げた。しかし直後に正面から放ったジャンプシュートは失敗。シューティング・タッチはいまひとつだった。

 ディフェンスでは1日の試合同様、昨季ラプターズをファイナル初制覇に導いてMVPにも輝いたカワイ・レナード(28)とマッチアップ。随所でセンターのイビツァ・ズバッツ(22)のスクリーンに阻まれて“MVP男”の防御に苦しむ場面もあった。

 ウィザーズではリーグ5位の28・3得点を挙げているブラドリー・ビール(26)が立ち上がりで精彩を欠き、第1Qでは放った5本のFGをすべて失敗してわずか1得点。クリッパーズはレナードとポール・ジョージ(29)がこのクオーターだけでともに10得点を稼いでウィザーズを引き離した。

 しかしウィザーズはベンチ勢の活躍で最大14点差を第2Qの3分すぎに4点差まで急追。八村は3分28秒からコートに復帰した。そしてダビス・バターンズ(27)とトロイ・ブラウンJR(20)の連続3点シュートで一時48―44と4点をリード。試合は一進一退の展開となり、結局前半はクリッパーズが65―64と1点をリードして折り返した。

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