柔道芳田 強豪勢ぞろいの今年最終戦へ「結果を出すだけ」

2019年12月09日 10:05

柔道

柔道芳田 強豪勢ぞろいの今年最終戦へ「結果を出すだけ」
柔道のワールドマスターズ大会出場のため、中国・青島へ出発した芳田司 Photo By スポニチ
 柔道の年間ランキング上位者で争われるワールドマスターズ大会(12~14日、中国・青島)の日本選手団が9日朝、成田空港からの出発を前に取材に応じ、女子57キロ級の芳田司(24=コマツ)は「1回戦から強い選手とやらなきゃいけないが、(ランキングの)ポイントが高い大会なので、しっかり稼げるように優勝したい」と意気込みを語った。
 18年の世界選手権女王でもある芳田は、現在同級の東京五輪代表争いでリードを奪っているものの、11月下旬のグランドスラム(GS)大阪大会では準決勝でライバルの玉置桃(三井住友海上)に敗れ、続く3位決定戦もカナダ選手に敗れてメダルなしに終わった。間隔が短い中で今年最後の試合となるが、「やってきたことを信じる。(GS大阪大会で)攻めが遅かった部分があるので、そこは立て直した」と話した。

 今大会には玉置の他にも、今年の世界選手権決勝で敗れた世界ランキング1位の出口クリスタ(カナダ)、同団体戦決勝で敗れたサララオニー・シジク(フランス)ら強豪がこぞってエントリー。東京五輪を占う意味でも重要な大会となりそうで、「(出口も玉置も)対戦したい。結果を出すだけ」と集中力を高めた。

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