八村&ビール欠場もウィザーズが奮起 好調ヒートを撃破

2019年12月31日 11:35

バスケット

八村&ビール欠場もウィザーズが奮起 好調ヒートを撃破
ダンクを決めるウィザーズのマヒンミ(AP) Photo By AP
 NBAウィザーズは30日、地元ワシントンDCで東地区全体2位のヒートを123―105(前半71―63)で下して10勝22敗。第1Qで最大13点差のビハインドとなりながらここから試合をひっくり返し、年内最後の試合を白星で飾った。
 先発センターのイアン・マヒンミ(33)がフィールドゴール(FG)を11本中10本成功(うち3点シュートは3本中2本)させ、NBA通算592試合目で自己最多の25得点を挙げれば、新人のギャリソン・マシューズ(23)も自己最多の28得点を記録。ジョーダン・マクレー(28)が6本の3点シュートなどで今季自己最多の26得点を挙げ、イッシュ・スミス(31)も19得点を稼ぐなど、ベンチ勢も奮起してチームは3試合ぶりに白星をもぎとった。

 「鼠径(そけい)部の挫傷」と診断されている八村塁(21)は7試合連続で欠場。今季リーグ5位の27・8得点を挙げていたシューティングガードのブラドリー・ビール(26)も右脚の故障で2試合連続でベンチを外れた。

 ウィザーズではシューターのダビス・バターンズ(27)に加え、トーマス・ブライアント(22)とモーリッツ・ワグナー(22)の両センターと、ベテラン・フォワードのC・J・マイルズ(32)も故障で離脱中。前週に契約を交わしたゲイリー・ペイトン2世(27)と八村と同じゴンザガ大出身のジョナサン・ウィリアムス(24)が2試合連続で先発するなど、選手層の薄さが懸念されていた。

 しかしヒート戦ではチーム一丸となった戦い方で逆転勝ち。前半でのチームFG成功率は60・0%に達した。ビールとバターンズを欠いているものの、東地区の強敵を相手に3点シュートは37本中17本を成功。今月6日にマイアミで行われたこのカードでは103―112で敗れていたが、ホームでは雪辱を果たした。

 ヒートは24勝9敗。ジミー・バトラー(30)が27得点を挙げたものの、19回のターンオーバーによる27失点が響いてチームの連勝は5で止まった。

 なおウィザーズの2020年最初の試合は1日にワシントンDCで行われるマジック戦。このあと3日にトレイルブレイザーズ、4日にナゲッツ、6日にセルティクスと対戦してホーム6連戦が終了する。

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