早大、復路で巻き返し7位 1年生・鈴木がシード復帰貢献 7区で区間2位「素直にうれしい」

2020年01月04日 05:30

駅伝

早大、復路で巻き返し7位 1年生・鈴木がシード復帰貢献 7区で区間2位「素直にうれしい」
半沢(左)からたすきを受け取る早大・鈴木(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【第96回東京箱根間往復大学駅伝・復路 ( 2020年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町 5区間、109・6キロ )】 早大は復路5位と巻き返して総合7位。昨年、13年ぶりに逃したシード権を死守した。名門のピンチを救ったのは相楽豊監督が「ゲーム・チェンジャー」として送り出した7区の1年生・鈴木だ。
 シード圏外の12位でたすきを受け「初めての箱根で楽しい気持ちが大きくてプレッシャーは感じなかった」と強心臓ぶりを発揮。区間2位の激走でチームを9位に押し上げ、「素直にうれしい。流れを変えるのが役目だと思っていたので良かったです」と胸を張った。

 11年の優勝タイム(10時間59分51秒)を2分以上も上回りながら目標としていた3位に届かず、指揮官が「時代が変わった」と嘆くほどの高速レース。「スピードにも対応できた」という鈴木の存在は、来季以降への光明だった。

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