3冠王手の伊藤美誠、ラケット飛来に「よけられて良かった」

2020年01月18日 18:29

卓球

3冠王手の伊藤美誠、ラケット飛来に「よけられて良かった」
<全日本卓球選手権 女子ダブルス決勝>芝田(左)の飛ばしたラケットを避ける伊藤美誠(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【卓球 全日本選手権第6日 ( 2020年1月18日    丸善インテックアリーナ大阪 )】 “みまひな”が3連覇を達成した。女子ダブルス決勝で伊藤美誠(スターツ)早田ひな(日本生命)組が、芝田沙季(ミキハウス)大藤沙月(ミキハウスJSC)を3ー1で下した。
 第2ゲーム序盤、芝田が思い切り振ったラケットがすっぽ抜けて、伊藤めがけて飛来。左拳を握って得点のポーズを決めていた伊藤だが、激突寸前でギリギリかわした。

 会場がどよめく珍しいシーン。伊藤は「ラケットが飛んできたことは分からなかった。(早田)ひなが“危ない”と言ってくれて気づいた。よけられて良かった。芝田さんの手の方が心配で“大丈夫かな”と思った」と相手も気遣っていた。

 19日のシングルス準決勝ではパートナーの早田と対戦。史上初となる3年連続3冠を目指す。

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