オリパラ開会式公式服装、過去には“賛否”の「虹色のマント」「花柄」も…

2020年01月24日 05:30

五輪

オリパラ開会式公式服装、過去には“賛否”の「虹色のマント」「花柄」も…
00年シドニー五輪で「虹色マント」を着用し開会式で入場行進する日本選手団 Photo By スポニチ
 東京五輪・パラリンピックの日本選手団が着用する公式服装が23日、都内で発表された。開会式用は伝統の「日の丸カラー」ながらジャケットが白、パンツとキュロットが赤と、64年東京五輪とは上下が逆の配色。五輪とパラリンピックの選手が史上初めて同じデザインの服を着用する。
 東京五輪・パラリンピックの日本選手団が着用する公式服装は、1964年東京大会から赤と白の「日の丸カラー」を踏襲した形だが、過去には賛否を呼んだ奇抜なアイデアもあった。

 2000年シドニー大会では「虹色のマント」を着用し、話題を呼んだ。04年アテネ大会は世界的なファッションデザイナー、高田賢三さんが担当。上下とも白を基調とし、女子の上着にはシャクヤクのプリントを施したカラフルな花柄のデザインが異彩を放った。08年北京大会のジャケットは古くから縁起の良い色とされる濃紺を採用している。

 近年は原点回帰。12年ロンドン大会は、東日本大震災からの復興を目指す日本を世界にアピールする思いを込めて日の丸カラーを復活。16年リオ大会も赤と白が基調となった。

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