フィギュア成年女子 坂本が優勝 転倒も…4回転跳んだ!「近いところまではいけている」

2020年02月02日 05:30

フィギュアスケート

フィギュア成年女子 坂本が優勝 転倒も…4回転跳んだ!「近いところまではいけている」
フリーの冒頭に挑んだ4回転トーループの着氷で、バランスを崩す坂本 Photo By 共同
 【国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会第4日 ( 2020年2月1日    青森県三沢市・三沢アイスアリーナなど )】 フィギュア成年女子はショートプログラム(SP)でトップに立った平昌冬季五輪代表の坂本花織(兵庫・神戸学院大)がフリーも148・45点の1位となり、合計225・95点で優勝した。フリーの冒頭で4回転トーループに挑戦したが、転倒した。
 坂本は転倒して日本女子初の快挙はお預けとなったが、会場をざわめかせ「狙い通りの反応をしてもらえたかな」と、したり顔だった。女子で4回転を跳ぶ、シェルバコワらロシア勢の若手が次々と台頭する中で「ロシアの子たちに勝つには必須になってくる」と今年から練習を始めた。トリプルアクセル(3回転半)よりも好感触だそうで「まだ降りられたことはないが、近いところまではいけている」と完成は近いようだ。来週の四大陸選手権(ソウル)での再挑戦は未定。

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