ラグビートップリーグ3月いっぱい休止 薬物逮捕者でコンプライアンスに欠陥 新型コロナは無関係

2020年03月09日 15:14

ラグビー

ラグビートップリーグ3月いっぱい休止 薬物逮捕者でコンプライアンスに欠陥 新型コロナは無関係
9日に会見し、3月中の開催を中止すると発表したラグビートップリーグ・太田チェアマン(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は9日、東京都内で会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大のために公式戦日程を延期しているトップリーグ(TL)について、3月中の全24試合を休止すると発表した。当初は14、15日の第9節から再開予定だったが、今月4日に日野所属の選手が違法薬物使用容疑で逮捕されたことにより、コンプライアンスに重大な欠陥が生じたとして、今回の決定に至った。
 会見に臨んだトップリーグの太田治チェアマンは「新型コロナウイルス対策で延期を決定したが、その間に(TL)所属チームの選手が逮捕された。TLでは同年度内で複数のチームから薬物逮捕者が出たことを重く受け止めた。そのため今回、コンプライアンス教育の徹底のために、3月の3節を休止することを決定した」と説明した。

 トップリーグは新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、先月26日に第7節(2月29日、3月1日)、第8節(7、8日)の延期を決定。第9節からの再開に向けては、9日に改めて判断するとしていたが、新型コロナウイルス以外の原因で休止に至る事態となった。

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