NBAのシルバー・コミッショナーが再開時の指針を表明 舞台はオーランドとラスベガスか?
2020年05月09日 10:42
バスケット
NBAでは8日から一部チームの施設内での個人練習再開が認められ、オハイオ州クリーブランドを本拠にしているキャバリアーズと、オレゴン州ポートランドを本拠にしているトレイルブレイザーズの2チームが先陣を切ってトレーニングをスタート。リーグで最初にチーム施設に戻って汗を流したのはトルコ代表でもあるキャバリアーズのフォワード、セディ・オスマン(25)だった。
昨季王者のラプターズも次週から施設内での個人トレーニングを再開させるが、本拠がカナダのトロントということもあって、NBAよりも厳しいチーム独自の基準を設定。米国内に拠点を置いている他の29チームは、コート、ウエートトレーニング室、ロッカールームなどの同一施設での同時利用は「4人まで」となっているが、ラプターズはこれを「1人のみ」に制限した。
選手会側は各地域で感染拡大の状況が異なっているために、リーグに対して「個人トレーニングへの参加をチームが強制しないように」と要望。シルバー・コミッショナーもこれを受け入れた。
なお来季の試合をすべて無観客で実施した場合、NBAの総収入は40%減少すると報じられている。