関学大アメフット前監督の鳥内秀晃氏が金言、部活動自粛でも「自分なりに時間割を」「本読まなあかん」
2020年05月09日 20:38
アメフト
全体練習がかなわず、目標も見えない今、学生にとって最大の悩みはモチベーションの維持。学生の問いかけにも、いつもの「鳥内節」で明快な回答を出す。「昨年のリーグ戦のビデオあるやん。それ見ながら、選手同士で“このプレー、どう思う?”とか“もっとええやり方なかったか”とか話し合ったらええねん」。イメージトレーニングの重要性を訴えたうえで、ウエートトレーニングについても、「ただ重いの持ち上げるだけでなく、どの場面でどうやって使う筋肉なのか意識しながらやるのが大事」と続けた。
番組の最後には、「(自粛期間中に)本を読まなあかんで」とメッセージ。自著「どんな男になんねん」を持ち出して、アピールするお約束のムーブメントもあった。母校を12度の学生日本一に導いた闘将の金言。それはスポーツの枠を超えて、若者の心に訴えかけている。