パラ卓球新アンバサダーにリオ銀の吉村真晴が就任「健常者と障害者の垣根を越えて」

2020年05月11日 15:16

卓球

パラ卓球新アンバサダーにリオ銀の吉村真晴が就任「健常者と障害者の垣根を越えて」
吉村真晴 Photo By スポニチ
 日本肢体不自由者卓球協会は11日、プロ卓球選手の吉村真晴(26=愛知ダイハツ)とピアニスト・作曲家の松永貴志氏(34)が新アンバサダーに就任することを発表した。
 吉村は16年リオ五輪男子団体銀メダルに貢献し、17年世界選手権では混合ダブルスで石川佳純(27=全農)とペアを組み、金メダルを獲得。「健常者と障害者の垣根を越え、ともに刺激し合いながら成長し、パラ卓球の魅力を伝えていきたいと思います」と意気込みを述べた。さらに新型コロナウイルスの影響で外出自粛をしているファンに向けて「私自身、パラアスリートの皆さんから学ぶことが多くあります。障害を持ちながらも、できることに挑戦する。そして結果を出す。私たちも、コロナという障害を越えていけるよう前に進むしかありません。ともに頑張りましょう」とエールを送った。

 松永氏はピアニストとして世界中で1000公演以上を行い、作曲家としてはテレビ朝日「報道ステーション」の初代オープニング曲など数多くのテーマソングを手がけている。「パラ卓球をより多くの方々に応援していただけるように音楽を通じて僕自身も発信していければと思います」とコメントした。

 パラ卓球ではこれまでフリーアナウンサー大橋未歩さん(41)、お笑い芸人こにわ(37)がアンバサダーを務めていたが、新たに2人が就任。今後4人で競技やパラアスリートたちの魅力を発信していく。

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