10ドルで当たるかも!?ウッズとの夢の時間 オークションサイトに豪華な出品
2020年05月11日 05:30
ゴルフ
最も高額の入札をしたオークションの「勝者」に加え、10ドル(約1060円)以上を寄付した人から抽選で当選者が出るチャンスもある。当選者は今年12月にバハマで開催されるウッズ主催大会の「ヒーロー・ワールドチャレンジ」観戦に米国発のプライベートフライトで招待される。そこで待っているのはVIP級の待遇だ。ウッズ本人からパッティングのレッスンを受け、11月30日から12月6日までの期間中は高級リゾートに宿泊できる。さらに大会初日のラウンドをウッズのグループと一緒にロープ内で観戦し、ディナーの招待とウッズのサイン入りの19年マスターズのピンフラッグまで用意されている。
ウッズは24日に米フロリダ州でフィル・ミケルソン(49=米国)と新型コロナウイルス対策支援のチャリティーマッチを行う。ウッズはNFLコルツなどで活躍したQBペイトン・マニング氏、ミケルソンはバッカニアーズに移籍したQBのトム・ブレイディと組み、2対2で対戦する。今回の出品リストにはミケルソンとのチャリティーマッチで使用し、ウッズ自身のサインが記されたゴルフカート、さらに4人のサイン入りピンフラッグも盛り込まれた。
3月中旬から中断となった米男子ゴルフツアーは6月11日開幕のチャールズ・シュワブ・チャレンジ(テキサス州)からの再開を目指している。米本土でのコロナ禍は終息の見通しが立ってないが、ウッズらスーパースターによる支援の輪は着実に広がっている。
《ベッカム、ジョコビッチ、レオ様…セレブ続々参加》「オール・イン・チャレンジ」は、新型コロナウイルス問題で食糧難に直面する人や医療関係者らを救済するため、NBA76ersの共同オーナーでもあるマイケル・ルービン氏が、4月14日に立ち上げたインターネットのチャリティーサイト。これまでサッカーのデービッド・ベッカム、テニスのノバク・ジョコビッチ、俳優のレオナルド・ディカプリオとロバート・デニーロ、歌手のジャスティン・ビーバーら多くの著名人が趣旨に賛同。豪華すぎるグッズ、権利などを出品し、すでに約40億円近い寄付が集まっている。
ゴルフ界ではグレグ・ノーマンやバッバ・ワトソンらが出品しているが、このほどフィル・ミケルソンも来年1月の「アメリカン・エキスプレス」のプロアマ戦で一緒にプレーする権利を提供し、話題を呼んだ。集まった寄付金は全額が生活困窮者や医療従事者への食糧支援に使われる。
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