朝乃山 ぶつかり稽古“解禁” 7月場所に向け「焦らずにしっかり」
2020年05月25日 05:30
相撲
日本相撲協会は初めて力士の新型コロナウイルス感染が確認された4月10日に接触を伴う稽古の自粛を要請。依然として出稽古は禁止されているが、そのほかは各部屋の師匠の判断に任せるまで前進した。「基礎運動、筋トレを中心に、ぶつかり稽古も取り入れています」。朝乃山の稽古量も徐々に増えてきているようだ。
同協会は7月場所の開催地を名古屋から東京に移し、無観客での開催を目指している。緊急事態宣言が解除されても「独自の予防線」を引いて感染予防に努めて、来場所へ向かう。引き続き出稽古を禁止するなど協会員が一丸となってコロナ時代を乗り切る時だ。
ステイホームが続く中、朝乃山は「ゲームをしたり、睡眠を取ることが息抜きにつながっている」と切り替えはできている。「早く土俵に立ちたい気持ちはありますが、焦らずにしっかりといい準備をしていきたい」と意欲をのぞかせた。