全英予選落ちから一夜 渋野日向子、リンクス克服へ 4年後「聖地」でリベンジ
2020年08月24日 05:30
ゴルフ
「寝ても起きても悔しさはあった。今の自分ではリンクスでは結果を出せないと改めて感じたので、何年後かにリベンジできるように準備したい」
前年覇者として臨んだ今大会。通算12オーバーで予選落ちと、本場リンクスにはね返された。今後5年のうち、4大会がリンクスでの開催。課題に挙げたアイアンを中心に、硬い地面からショット練習を繰り返した。現地でしかできない練習に取り組む姿に、リベンジへの決意が表れた。大会公式ツイッターも「予選通過を逃しても、スマイリングシンデレラは努力を続けている!真のチャンピオンだ」と取り上げた。
世界最古のゴルフコース、セントアンドリュース・オールドコースが舞台となる24年大会を最大の目標に掲げる。「ゴルフ発祥の地で行ってみたかったコース。何回も経験して、ちょっとずつ手応えを感じながら。歴代チャンピオンの一人として臨めるのは凄くうれしいので、そこに向けてだんだんと成長したい」。メジャー制覇の実績は変わらない。歴代女王として迎える4年後の「ゴルフの聖地」での戦いを思い描き、努力を続ける。
▽セントアンドリュース・オールドコース 1123年に町民が使える土地と認められ、1552年にゴルフ場と定義された世界最古のゴルフコース。英国スコットランドの首都エディンバラの北東部に位置。ゴルフのルールなどをつかさどるR&Aの本部があり、ゴルフの聖地と呼ばれている。世界最古のトーナメントである全英オープンはこれまでに29回開催。全英女子オープンは07、13年に続いて、24年が3度目の開催となる。日本勢では07年大会は佐伯三貴が7位、13年大会では再び佐伯三貴と比嘉真美子が7位に入った。
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