上田桃子 自己最高の6位 充実の4バーディー締め「気持ち良く帰れます」
2020年08月24日 05:30
ゴルフ
「正直言うと、疲れました(笑い)。後半伸ばしたかったけど昨日よりも(スコアを)縮めて、気持ち良く帰れます。集中していいゴルフができました」
10回目の挑戦で「キャリアハイを出したい」との意気込みをぶつけた最終ラウンド。前半は好調なショットでチャンスにつけ、スコアを伸ばした。2番パー4で左ラフからの第2打を5メートルにつけると、同じくパー4の3番では1メートルにピタリ。4番まで3連続バーディーと加速した。名物ホールの8番パー3でもPWで第1打を1・5メートルにつけ、四つ目のバーディーを奪った。後半は全てパーも、「少しでも安全にいくと緩みが出る」と攻めの姿勢を貫きスコアを落とさなかった。
今年はコロナ禍により、次々と大会が中止に。例年より、練習時間が長くなった。毎日、5時間近くをパット練習に費やす中で自身がウィークポイントだと感じていたパットに自信を持てたという。「(海外でも)ショットは勝負できると思っていたので、今年頑張れるんじゃないかなと」。そう思えたことも、挑戦の理由の一つだ。
10度目の全英だが、会場に向かう車では毎日腹痛に見舞われた。メジャーという世界最高峰の舞台に加えて、リンクスという難コース。緊張感の中での4日間のプレーだった。最終日は3日目までと打って変わって、穏やかな天候。「これが全英だなと。2日間頑張ったご褒美として、最終日に風のない中でプレーをさせてくれて。頑張って良かったなと思いました」と振り返った。全英は過去に2度トップの10を経験した34歳。「まだまだ上手くなれる」と向上心は尽きない。
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