“せごどん”西郷真央 日本女子OP最終予選2位突破 同期同門の“女ウッズ”笹生に負けん!
2020年09月02日 05:30
ゴルフ
プロ1年目の今シーズン。ルーキーながら初戦、第2戦と最終日最終組で回り、いずれも5位の好成績を収めた。しかし、過去2戦では20台だったパット数が、前週のニトリ・レディースでは初日33、2日目34。グリーン上で苦戦し、カットラインに1打及ばなかった。「かなり悔しかった」。週末は北海道から地元の千葉県に戻り、予選会に向けて調整。アドレスの向きから再確認し、今大会での好成績につなげた。
練習の合間には、インターネット中継で決勝ラウンドの様子を確認。「ピンポジションやベテランの方の攻め方を見ていました」。そんな中で2大会連続優勝を飾ったのが、同世代でプロ同期、さらに同じく尾崎将司に師事する「女ウッズ」こと笹生(さそう)優花だった。「実力がないとできないし本当に凄い」。同門のライバルの活躍にも、刺激を受けた。次戦は4日開幕のゴルフ5レディース。自身初の予選会突破の喜びもつかの間、次戦会場の岐阜に向けて出発した。昨年の日本女子アマチュアを制し、尾崎に「せごどんはやるとは思っていた」と言わしめた世代の実力者。前週の悔しさを糧に、プロ初優勝をつかみ取る。
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