“異次元”の構成を完遂 15歳・三浦佳生が優勝 フィギュアジュニア男子フリー

2020年11月09日 05:30

フィギュアスケート

“異次元”の構成を完遂 15歳・三浦佳生が優勝 フィギュアジュニア男子フリー
ジュニア男子フリーで演技する三浦佳生(代表撮影) Photo By 代表撮影
 フィギュアスケートの東日本選手権最終日が8日、山梨県甲府市・小瀬スポーツ公園アイスアリーナで行われた。
 ジュニア男子フリーではショートプログラム(SP)首位の三浦佳生(かお、15=KOSE新横浜プリンスFSC)が4回転ジャンプを3本決めて148・06点をマーク。合計220・55点で頂点に立った。ジュニア女子フリーではSP2位の住吉りをん(17=駒場学園高)が1位の108・39点をマークし、合計159・06点で逆転優勝した。

 15歳の三浦がジュニアでは異次元の構成を完遂した。冒頭の4―3回転の連続トーループに成功。続く単発の4回転サルコー、4回転トーループも決めた。3本とも出来栄え評価(GOE)で加点も引き出し「4回転3本入ったのは初めてでうれしい」と語った。今月下旬には全日本ジュニア選手権(青森)と初のシニアとなるGPシリーズNHK杯(大阪)が控える。「まだまだ点は上げられる」と意欲的だった。

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