【玉ノ井親方 視点】動きよく見ていた貴景勝 優勝へ気を抜かないことが大事
2020年11月18日 20:34
相撲
ただ、今場所を振り返ると鋭く前に出る相撲が少ない気がする。立ち合いで当たった後に、ガンガン前に出る流れになっていない。土俵際までは行くものの、そこからの詰めの一歩、二歩が出ない感じだ。
ただ、そうは言っても、もう11日目。優勝経験のある実力者の御嶽海や照ノ富士との対戦も、まだ残っている。少しでも自分本来の相撲を取り切れるように、気を抜かずに集中していくことが大事だ。優勝争いは13日目以降が勝負。まだどうなるか、全く分からない。
一方、琴勝峰は敗れはしたものの、立ち合いで大関に当たり負けしていなかった。それどころか、逆に押し返す場面もあった。
安易な引き技で楽に勝とうとせずに、前に出る相撲に徹して、大関を相手にまわしに手がかかるようになれば、面白い相撲を取れるようになる。相手がどんな相撲を取ってきそうだとか、考える必要はない。まずは自分の相撲を取り切ることに、意識を集中することだ。そうすれば、楽しみな存在になっていく。(元大関・栃東)
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