八角理事長 照ノ富士に「日々粘りがなくなっている」と指摘、貴景勝も「思い切りがなくなっている」
2020年11月18日 20:53
相撲
一方の照ノ富士は妙義龍にもろ差しを許したものの、そのまま両手で相手の腕を絞るようにしてきめ出した。
八角理事長(元横綱・北勝海)は、照ノ富士の強引な相撲内容に「強いな、という感じはしたけど、日々粘りがなくなっている。右を差して自分の形にするのが面倒くさいから、差されたらきめてしまえ、という相撲だった。精神的な粘り強さがなくなっている」と指摘した。その上で「豪快だけど危ない。あそこで妙義龍に動かれたり、回り込まれたりしたら、力が入らなくなる。引っ張り込んでという相撲になるとケガにもつながる」と膝に不安を抱える元大関に注意を求めた。
一方、貴景勝の最近の相撲内容についても不安を感じているようだ。「いなしが多くなっている。思い切りがなくなっている感じがする。立て直すために、あした(12日目の宝富士戦)はいい相撲を取ることだ」と話した。
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