清鶴敏也氏 歴代優勝校を撃破して出場権つかんだ報徳学園に注目 全国高校ラグビー27日開幕

2020年12月27日 05:30

ラグビー

清鶴敏也氏 歴代優勝校を撃破して出場権つかんだ報徳学園に注目 全国高校ラグビー27日開幕
清鶴敏也氏
 大会シード委員長を務める同志社香里監督の清鶴敏也氏に第100回全国高校ラグビー大会を展望してもらった。
 今季は選抜大会が開催されないなど、シード校選出の判断材料が非常に少なかった。そのため選ばない選択肢もあったが、チャンピオンシップという観点から強豪同士が1回戦で対戦することを避けるべく、8校を選出(91回から99回大会で8強に入った回数上位の都道府県)した。正直、優勝校を予想することはできないが、この8校が中心となるだろう。

 前回大会優勝の桐蔭学園、準優勝の御所実に迫るのは東福岡、東海大大阪仰星、大阪朝鮮高、京都成章。シードから漏れた常翔学園も優勝する力は持っている。以上は例年通りの展望。ここに、各地のブロック大会を勝ち抜いた学校が加わる。

 特に注目したいのが、歴代優勝校を撃破して出場権をつかんだ報徳学園だ。近畿地区はプレ花園大会と形容してもいいほどで、花園8強クラスの試合を見ているようだった。この時期にあのような試合を重ねたのはプラスでシード校と同等レベルと評していいだろう。御所実と対戦する1回戦は波乱が起きてもおかしくない。

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