3・11が誕生日 36歳白鵬コロナ収束後被災地へ「相撲を教えに行こうと思う」、春場所出場も明言

2021年03月12日 05:30

相撲

3・11が誕生日 36歳白鵬コロナ収束後被災地へ「相撲を教えに行こうと思う」、春場所出場も明言
春場所出場を明言した白鵬は被災地への思いを語った Photo By スポニチ
 【14日初日大相撲春場所 ( 両国国技館 )】 白鵬は電話での取材に応じ「早かったなという気がする。決して忘れてはいけないこと」と実感を込めた。この日で36歳となり「自分の誕生日が震災の日というのが、運命というか宿命というのがあった」と語った。
 10年前、26回目の誕生日に東日本大震災が起きた。角界の屋台骨として復興に尽力することを誓い、被災地での鎮魂土俵入りや力士会会長として宮城、福島に土俵を寄贈した。あれから10年。「東北に対しての気持ちはこの10年間で形になり、そこから花が咲いている。10年間で東北の子供たちに約束を果たせたというのが、良かった」と感慨深げだ。新型コロナウイルスの収束が見通せない中「何とかワクチン(の接種)が広がって、いろんな所に行けるようになったら(被災地へ)相撲を教えに行こうかなと思っている」と話した。

 昨年の7月場所から4場所連続休場中だが、この日正式に春場所(14日初日、東京・両国国技館)への出場を明言。今場所で魁皇に次ぐ2人目の幕内在位100場所目に到達する。年6場所制となった1958年以降に昇進した横綱が、現役で36歳を迎えるのは初めて。鶴竜の休場で一人横綱となったが「3月場所は縁起の良い場所のひとつ。春場所連覇、目指して。15日間取り切る。笑顔で終われるのがいいかなと思っていますけど」と意気込みを示した。

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