ロケッツがチーム・ワーストの18連敗 東地区では上位3チームが1・5ゲーム差の中に密集

2021年03月18日 14:28

バスケット

ロケッツがチーム・ワーストの18連敗 東地区では上位3チームが1・5ゲーム差の中に密集
ゴール下でシュートを放つロケッツのポーターJR(AP) Photo By AP
 NBAは17日に各地で10試合を行い、不振のロケッツは地元ヒューストン(テキサス州)でウォリアーズに94―108(前半44―68)で敗れて11勝28敗。チームが誕生した1967年シーズン(68年1月18日~2月16日)に記録していた最長連敗(17)を53シーズンぶりに更新する18連敗を喫した。
 ロケッツでは今季22・0得点を挙げていたセンターのクリスチャン・ウッド(25)が18試合ぶりに復帰して21得点、シーズン途中でキャバリアーズから移籍してきたケビン・ポーターJR(20)も25得点をマーク。しかし2月4日のティンバーウルブス戦(○115―103)を最後に白星から遠ざかっている。

 同一シーズンにおけるNBAの最長連敗はキャバリアーズ(2010年シーズン)と76ers(2013年シーズン)が記録している26。20連敗以上は過去7回記録されているが、この不名誉な“仲間入り”から逃れるには、19日のピストンズ戦か21日のサンダー戦のいずれかに勝つ必要がある。

 なおロケッツはこの日にバックスと2対2のトレードを成立させ、ベテランのフォワード、P・J・タッカー(35)を放出。バックスからガードのD・J・オーガスティン(33)とフォワードのD・J・ウィルソン(25)を獲得した。

 東地区全体2位のネッツは敵地インディアナポリス(インディアナ州)でペイサーズを124―115(前半58―61)で退けて6連勝で28勝13敗。同首位76ersが延長の末に3位バックスに敗れたために、ネッツは76ersとゲーム差なしの2位となった。

 ネッツは2月中旬に戦列を離れたケビン・デュラント(32)がまだ復帰しておらず、この日はカイリー・アービング(28)も右脚を痛めて欠場。しかしジェームズ・ハーデン(31)が40得点、10リバウンド、15アシストで今季11回目のトリプルダブルを達成してチームはここ15戦で14勝目を挙げた。

 ジョエル・エンビード(27)を故障で欠く76ersの連勝は6でストップ。バックスは球宴でMVPとなったヤニス・アデトクンボ(26)が延長での10得点を含む32得点を稼いでチームは5連勝を飾った。この結果、東地区の上位では76ers、ネッツ、バックスの3チームが1・5ゲーム差の中に入るという混戦となっている。

 <17日の結果>
*ピストンズ(11勝29敗)116―112ラプターズ(17勝23敗)
ネッツ(28勝13敗)124―115*ペイサーズ(17勝22敗)
バックス(26勝14敗)109―105(延長)*76ers(28勝13敗)
キングス(16勝24敗)121―119*ウィザーズ(14勝25敗)
*キャバリアーズ(15勝25敗)117―110セルティクス(20勝20敗)
スパーズ(21勝16敗)106―99*ブルズ(18勝21敗)
ウォリアーズ(21勝20敗)108―94*ロケッツ(11勝28敗)
*グリズリーズ(18勝19敗)89―85ヒート(22勝19敗)
*ナゲッツ(24勝16敗)129―104ホーネッツ(20勝19敗)
*マーベリクス(21勝18敗)105―89クリッパーズ(26勝16敗)
 *はホームチーム

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