橋岡優輝が5本ファウルの珍日本新記録 22年ぶりに室内記録更新

2021年03月18日 15:16

陸上

橋岡優輝が5本ファウルの珍日本新記録 22年ぶりに室内記録更新
<陸上・日本室内選手権>男子走り幅跳び決勝、8メートル19で室内日本新記録を22年ぶりに塗り替えて優勝した橋岡優輝(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【陸上・日本室内選手権最終日 ( 2021年3月18日    大阪市・大阪城ホール )】 男子走り幅跳びの橋岡優輝(22=日大)が5本ファウルし、唯一の記録として残った1本で8メートル19をマークし、室内日本新記録を樹立した。
 室内での大会で、普段とは違う地面の感触、助走距離に戸惑った。1本目から3本連続ファウルをし「競技人生で初めてのサンファー(3本連続ファウル)だったので、うわっ、やってしまった」と天を仰いだ。通常なら、記録なしで4本目に進めないが、出場が8人だったため、試技を継続。5本目に、指導を受ける森長正樹さんが99年に出した室内日本記録8メートル7を、22年ぶりに更新した。

 父・利行さんは日本選手権で7回優勝した棒高跳びの元日本記録保持者で、母・直美さん(旧姓・城島)は100メートル障害と三段跳びの元日本記録保持者。いとこの橋岡大樹はJリーガー。浦和から今季、ベルギー1部のシントトロイデンに期限付き移籍した。いとこ同士での東京五輪出場に期待がかかる。

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