笹生 4差3位、逆転Vへ耐えた「いい方向で終われた」、同組コから勉強

2021年04月18日 05:30

ゴルフ

笹生 4差3位、逆転Vへ耐えた「いい方向で終われた」、同組コから勉強
ロッテ選手権第3日 ホールアウトする笹生。通算17アンダーで3位 Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアー ロッテ選手権第3日 ( 2021年4月16日    ハワイ州 カポレイGC=6563ヤード、パー72 )】 首位から出た笹生優花(19=ICTSI)は5バーディー、4ボギーの71で回り17アンダーでトップと4打差の3位に後退した。
 平均スコア68・356と伸ばし合いの中、笹生は71にまとめて優勝圏内に踏みとどまった。前半はパーがわずか2つと出入りが激しく、1つ落として折り返したが、後半は武器の飛距離を生かしてパー5の14番と17番でバーディーを稼ぎ「いろいろあったけど、いい方向で終われて良かった」と息をついた。

 元世界ランキング1位のコと最終組で回った。プレー中にスイカをお裾分けしてもらい「リディアさん、凄く優しい」と笑顔。19年全米女子オープンで練習ラウンドをともにしたことも話題に上り「覚えていてくれているとは思わなかった」と興奮し「テンポが変わらないし、パターがうまい。勉強になった」と感銘を受けた。

 優勝なら米ツアー出場権を獲得する。4打差で追う最終日へ「今は勉強することに意味がある」と話した。

 ▼68位・畑岡奈紗 ショットは良くてバーディーチャンスは多かったが、パットが決まらなかった。ラインは読めているが、芝目に負けている。パットさえ決まればビッグスコアも出せる。

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