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【丸山茂樹　メジャー基準】松山は左肩の違和感でプレーの歯車狂ったか

2021年05月24日 03:00

ゴルフ

【丸山茂樹　メジャー基準】松山は左肩の違和感でプレーの歯車狂ったか
前半からティーショットが不安定だった松山（AP） Photo By ＡＰ
 【米男子ゴルフツアー　全米プロ選手権第3日 （ 2021年5月22日    サウスカロライナ州　キアワアイランドリゾート＝7876ヤード、パー72 ）】 3日目の松山は前半からティーショットが少し不安定でした。それでも彼の持ち味であるアイアンショットの切れを見せ、2つスコアを伸ばしてハーフターン。それまではいい流れだったのですが、11番から急変してしまいました。
　これはあくまでも僕の想像ですが、ラウンド中に左肩のあたりを気にする様子を見せていたので、違和感を覚えながら回っていたのかもしれません。それがティーショットの不安につながり、アイアンショット、アプローチ、パットとプレーの歯車がかみ合わなくなってしまったのではないでしょうか。

　ただ、こういうことが起こるのがゴルフです。最終日は1つでも2つでも上を目指して、プレーしてもらえればと思います。

　優勝争いは50歳のミケルソンが首位に立ちました。13番でティーショットを池に入れるなどいくつかミスはありましたが、アイアンショットが切れていて、いいパットも決めていました。自信を持ってプレーしているのが伝わってきます。年齢を考えればメジャーの舞台で本当によく戦っているなと思います。飛距離も出ていますし、ここ数年メジャーで結果を出しているケプカとのデッドヒートになれば面白いですね。（東京五輪日本代表ヘッドコーチ）

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