技能賞に2人 遠藤は初V逃すも7場所ぶり三賞 若隆景は祖父・若葉山と同じ小結へ昇進確実

2021年05月24日 05:30

相撲

技能賞に2人 遠藤は初V逃すも7場所ぶり三賞 若隆景は祖父・若葉山と同じ小結へ昇進確実
技能賞を受賞した若隆景(左)と遠藤(代表撮影) Photo By 代表撮影
 【大相撲夏場所千秋楽 ( 2021年5月23日    両国国技館 )】 夏場所の三賞選考委員会が23日、東京・両国国技館で行われ、技能賞に若隆景(2度目)と遠藤(4度目)を選出した。殊勲賞、敢闘賞は選出されなかった。
 逆転優勝を目指した遠藤は正代に敗れ11勝4敗に終わった。それでも19年初場所の殊勲賞以来7場所ぶりの三賞となる技能賞を獲得し「評価していただいて良かった。初日から体とうまく付き合えた」と淡々と話した。初優勝については「何も意識していなかった」とし、今後についても「何度も言ってますけど、体をしっかり整えて稽古をして頑張るだけ」とクールだった。

 成長著しい若隆景が2場所連続で技能賞を受賞した。2桁が懸かった琴恵光戦は相手の引きに足が出ず前に落ちた。受賞には「うれしいです」と話した一方で「今場所は足が出ずに負ける相撲が何番かあった。もっと稽古しないと」と反省も。名古屋場所では、祖父の元小結・若葉山と同じ三役昇進が有力となり「まずは三役で勝ち越すことでしょう」と目標を掲げた。

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