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Bリーグ・千葉 宇都宮に先勝し初V王手! チャンピオンシップ決勝

2021年05月30日 05:30

バスケット

Bリーグ・千葉 宇都宮に先勝し初V王手! チャンピオンシップ決勝
<千葉。・宇都宮>第4クオーター、ドリブルで攻め込む千葉の富樫(右)。左は宇都宮のテーブス海 Photo By 代表撮影
 【BリーグCS決勝 第1戦   千葉85ー65宇都宮 ( 2021年5月29日 )】 2戦先勝方式で争う決勝の第1戦が4678人の観衆を集めて行われ、初優勝を狙う千葉が85―65で4年ぶり2度目の頂点を目指す宇都宮に先勝した。富樫勇樹(27)が13得点、ギャビン・エドワーズ(33)も15得点と東京五輪日本代表候補の2人が勝利に貢献。レギュラーシーズンで1勝3敗と負け越した宿敵を破り、初制覇に王手をかけた。第2戦は30日に行われる。
 流れを引き寄せたのはエドワーズだった。ゴール下を支配し、チーム最多15得点と12リバウンドを記録。昨年1月に日本国籍を取得したビッグマンの奮闘に、主将の富樫も応えた。前半は3点シュートを4本中1本しか成功させられなかったが、後半は3本中2本を成功。「シュートの入らない時間帯もギャビンを含めたインサイドの選手が“外してもリバウンドを取るから思い切り打て”と言ってくれた」と感謝した。

 一進一退の攻防が続いたが、第3Qで一気に突き放した。17~18年、18~19年と2年連続決勝で敗れた。昨季はコロナ禍で、シーズンが途中で打ち切られた。3年越しの雪辱の舞台で初優勝に王手をかけたが、大野監督は「もう1つ勝たないと全然意味がない」と気を引き締めていた。

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