畑岡は1オーバーで26位発進「3アンダーまで行ったのでオーバーにしたのは悔しい」

2021年06月04日 12:38

ゴルフ

畑岡は1オーバーで26位発進「3アンダーまで行ったのでオーバーにしたのは悔しい」
<全米女子オープン第1日>パットを沈め、観客の声援に応える畑岡奈紗(AP) Photo By AP
 【米女子ゴルフツアー 全米女子オープン第1日 ( 2021年6月3日    カリフォルニア州 オリンピック・クラブ=6486ヤード、パー71 )】 畑岡奈紗(22=アビームコンサルティング)は1イーグル、2バーディー、5ボギーの1オーバー、72で回り26位だった。
 快調に滑り出した。パー5の1番でバーディー発進。7番パー4では第2打を放り込みイーグルを奪った。左ラフからのショットはピンの奥に着弾すると、傾斜を下ってカップに入った。会心の一打を「ラフからだったので、奥のスロープは使おうと思っていた。狙い通りに行って良かった」と頬を緩めた。

 しかし、3アンダーで折り返した後半はティーショットがラフに入ることが多く4つのボギーを叩いて後退した。終盤の17、18番ではチャンスをものにできず72でホールアウト。「いいスタートを切れたけど、後半は風やグリーンの読みが難しかった。3アンダーまで行っただけに、オーバーにしてしまったのは本当に悔しい」と振り返った。

 今季はトップ10入りが1度もない。アイアンの不調が原因だったが、前週のマッチプレー大会で対戦したANAインスピレーション覇者パティ・タバタナキット(タイ)をお手本にグリップを修正。右手をスクエアに握っるようにしたらテークバックがスムーズに上がるようになった。この日もスコアにはつながらなかったものの「ショットの感覚はそこまで悪くない」と話した。

 首位とは5打差。第2日に向けて「明日は伸ばさないといけない。しっかりアンダーで回れるように頑張りたい」と気合を入れた。

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