高橋・長谷川組が準決勝進出 東京五輪まであと2勝「1点1点、勝ちに近づいていきたい」

2021年06月05日 14:23

ビーチバレー

高橋・長谷川組が準決勝進出 東京五輪まであと2勝「1点1点、勝ちに近づいていきたい」
<日本代表チーム決定戦第1日>準決勝進出を果たした長谷川(左)と高橋 Photo By スポニチ
 【ビーチバレー日本代表チーム決定戦第1日 ( 2021年6月5日    東京・立川市タチヒビーチ )】 無観客で開幕し2回戦が行われ、高橋巧(29=ANAあきんど)長谷川徳海(36=愛媛県競技力向上対策本部)組が、清水啓輔(33=N&N corporation/中部土木)村上斉(32=ADI.G)組をフルセットの末、2―1と逆転で下し、準決勝進出を果たした。準決勝、決勝は6日に実施。あと、2勝で東京五輪代表に決まる。
 第1シードとして2回戦から登場した高橋と長谷川。相手は1回戦を勝ち上がった勢いがあり、第1セットを18―21で落としてしまうが焦りはなかった。「丁寧にプレーできたことが勝ちにつながった」と高橋。落ち着いたプレーで流れを引き寄せ、第2セットを21―13で奪った。

 “ブロック番長”の異名を持つ長谷川も躍動。最終第3セットでは2本のブロックを決めて相手攻撃を封じ、15―10で制した。

 夏の祭典まで、あと2つ。女子代表決定戦に出場し、惜しくも敗れた妻・暁子(35=NTTコムウェア)から「1試合目は緊張する。それ以降は平気」とエールをもらったという長谷川は「1点1点、勝ちに近づいていきたい」と冷静に見据えた。

 今大会は変則トーナメントで行われ、優勝したペアに開催国枠として、東京五輪代表権が与えられる。本来なら5月22、23日に大阪で行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。会場を東京に変更して行われることになった。

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