全仏女子単はクレイチコバが初V、ノーシードから4大大会初制覇

2021年06月13日 05:30

テニス

全仏女子単はクレイチコバが初V、ノーシードから4大大会初制覇
テニス全仏オープンの女子シングルスで初優勝したクレイチコバ(AP) Photo By AP
 【テニス全仏オープン第14日 ( 2021年6月12日    パリ・ローランギャロス )】 女子シングルス決勝が行われ、ノーシードで世界ランキング33位のバルボラ・クレイチコバ(チェコ)が第31シードのアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)に6―1、2―6、6―4で競り勝ち、4大大会初優勝を飾った。
 女子ダブルスで4大大会2度優勝のクレイチコバがシングルスでも実力を証明した。今大会もダブルスで決勝に残っているが、「スペシャリストには絶対になりたくなかった」とシングルスへのこだわりを持ち、ノーシードから頂点まで駆け上がった。4年前に死去した98年ウィンブルドン選手権覇者のノボトナさん(チェコ)にかつて指導を受けており、亡き恩師にも吉報を届けた。

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