重量挙げ・三宅 5大会連続出場へ「メダル獲得」言わない リオは宣言せず銅

2021年07月11日 05:30

重量挙げ

重量挙げ・三宅 5大会連続出場へ「メダル獲得」言わない リオは宣言せず銅
三宅宏実 Photo By スポニチ
 「メダル」と言わずにメダルをつかむ。東京五輪の重量挙げ日本代表が10日、オンラインで取材に応じた。日本女子では柔道の谷亮子以来、史上2人目の五輪5大会連続出場となる三宅宏実(35=いちご)は「最近はトータル190キロを超えていないので、そこが目標」と話し、明確に「メダル獲得」とは口にしなかった。
 深刻な腰痛を抱えていた16年リオ五輪も、戦前は「メダル」という言葉を封印。成績よりも自身にフォーカスすることで奇跡の銅メダルにつなげた。新型コロナウイルスの影響で延期が決まった昨春はメンタルがボロボロになったが、今は違う。「昨年の今頃だったら、もっと体調は悪かった」と前向きだ。

 会場の東京国際フォーラムは無観客となり「寂しい」が本音だが、周囲の後押しを強く感じている。三宅にとって、東京五輪は現役ラスト舞台。「いつも通りの試合をして、元気な姿を見せたい」。開幕翌日の24日、35歳が奇跡の再現を狙う。

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