トラック最終種目で米国男子が初の金メダル 1600メートル・リレーで連覇を達成

2021年08月07日 23:09

陸上

トラック最終種目で米国男子が初の金メダル 1600メートル・リレーで連覇を達成
男子1600メートル・リレーで優勝した米国のアンカーを務めたベンジャミン(AP) Photo By AP
 【東京五輪第16日 陸上 男子1600メートルリレー決勝 ( 2021年8月7日    国立競技場 )】 男子の1600メートル・リレー決勝では米国が2位のオランダに1秒48の差をつけて大会連覇を達成。ただし不振に陥っていた米男子陸上陣にとってはトラックの最終種目でようやく今大会初の金メダル獲得となった。
 米国は400メートルで4位だった一走のマイケル・チェリー(26)が3位と伸び悩んだが、日本人の母を持つ二走のマイケル・ノーマン(23)で首位に立ち、400メートル障害で2位となっていたアンカーのライ・ベンジャミン(25)が後続との差を広げてトップでフィニッシュした。

 この種目で優勝できなければ、これまで世界を席巻してきた米男子陸上陣が金メダル0に終わっていただけに、崖っ縁で踏みとどまった形。400メートル・リレーでは主力を起用しながらバトンミスなしでの予選落ちを喫したが、1600メートル・リレーではようやく本領を発揮した。

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