新体操フェアリージャパン号泣通過、予選落ち覚悟も取材中に決勝進出確定

2021年08月07日 13:16

新体操

新体操フェアリージャパン号泣通過、予選落ち覚悟も取材中に決勝進出確定
団体総合予選、フープ・クラブの演技を終え手を振る日本=有明体操競技場 Photo By 共同
 【東京五輪第16日 新体操 ( 2021年8月7日    有明体操競技場 )】 団体総合予選で日本は合計79・725点をマークし、7位で8日の決勝に進出した。
 1種目目のボール、2種目目のフープ・クラブでともにミスが出た。演技終了後、主将の杉本早裕吏(トヨタ自動車)は「1つのミスで順位が落ちるのを経験してきたからこそ、ちょっと意識してしまった」と予選落ちも覚悟したという。

 決勝進出が決定したのは、ミックスゾーンで取材を受けている時だった。残り1チームを残して8位以内が確定。その事実を知ると5人は輪になって安どの涙を流した。

 杉本が「あした(8日)踊れることに感謝して、最後まで何があっても諦めない姿勢を見せたい」と言えば、竹中七海(トヨタ自動車)も「あと1回、やってきた演技の良さを全て出したい」と声を震わせながら意気込んだ。

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