男子100メートルの勝者は小池だ「勝ててほっとしている」 オフに上半身強化し、レベルアップ目指す

2021年09月25日 16:22

陸上

男子100メートルの勝者は小池だ「勝ててほっとしている」 オフに上半身強化し、レベルアップ目指す
<陸上・全日本実業団対抗選手権男子100メートル決勝>小池祐貴(右から2人目)は終盤の強烈な追い上げで優勝した Photo By スポニチ
 【全日本実業団対抗選手権第2日 ( 2021年9月25日    ヤンマースタジアム長居 )】 男子100メートル決勝は東京五輪代表の小池祐貴(26=住友電工)が10秒19(向かい風0・5メートル)で優勝した。「思い通りとはいかなかったが、勝ててほっとしている」と話した。
 スタート位置でアクシデントに見舞われていた。右ふくらはぎが痙攣する一歩手前だったといい「セットしたときに右のふくらはぎあたりがぷるっといった」と、手が動いて珍しく警告を受けた。「2回目もまた来るんじゃないかと思って、ゆっくりスタートした」と苦笑いした。

 来季を見据え、東京五輪で小池が感じたのは体作りの必要性だった。世界のライバル達は圧倒的なフィジカルを武器に9秒台を連発。最新スパイクも難なく履きこなす筋量を身に付けていた。五輪後に山県、多田ともフィジカルについて話したといい「みんな満場一致で、基本的に体だなと結論に至っていた」と明かす。

 上半身の強化を冬季のテーマに置いている。「上半身の筋肉量が一番状態が良いときよりも足りない。500グラム~1キロつけば感覚も手応えも良くなってくると思う」と話していた。 

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