沢野大地のラストゲームは7位 「幸せな競技人生。感謝の一言」

2021年09月25日 18:48

陸上

沢野大地のラストゲームは7位 「幸せな競技人生。感謝の一言」
引退試合に臨んだ沢野大地 Photo By スポニチ
 【陸上 全日本実業団対抗選手権第2日 ( 2021年9月25日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )】 今大会を最後に現役引退を表明している男子棒高跳びの日本記録保持者、沢野大地(41=富士通)が5メートル20の7位タイで28年の競技人生にピリオドを打った。
 「中学生から28年間。幸せな競技人生を送らせてもらった。たくさんの方々のおかげで41歳まで競技を続けられた。感謝の一言です」

 沢野は五輪3大会に出場。04年アテネ五輪では日本人選手として20年ぶりに決勝に進出。08年北京では予選敗退、16年リオ五輪では日本人選手として64年ぶりの7位入賞を果たした。05年に打ち立てた日本記録(5メートル83)はいまだに破られていない。

 引退後は若手選手の指導にあたる。「指導者としてはまだこれから。しっかり勉強して強さをもった選手を育てていきたい」と話していた。

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