追加招集のフッカー北出 23年W杯へ「まだチャンスある」ラグビー日本代表宮崎合宿
2021年10月07日 17:44
ラグビー
梶村もW杯前の19年春以来の合宿参加。明大時代は不動のエースとして活躍したが、サントリー入り後は出場機会を得られず、5月のトップリーグ閉幕後に移籍した。持ち味はアタック力だが「一つ、二つのことしかできないと(首脳陣も)使いづらいし、15人には選ばれない」と自身を客観視する。今秋のテストマッチ出場のチャンスはあるものの、「まずはキヤノンで1シーズン出続けて、アピールすれば評価は少しずつ変わると思う」と話し、時間を掛けて23年W杯代表入りへ存在感を示していく考えだ。
5月に閉幕したトップリーグでは不動の15番としてリーグ制覇に貢献した野口も、19年以来の代表合宿参加。サイズがないだけにコンタクトレベルが課題で、トップリーグ終了後にはチームメートの堀江翔太と共に日本代表でトレーナーを務めたこともある佐藤義人氏の下でトレーニング合宿を敢行。「体が丸まっていることが多かったが、それでは出力が出ない。劇的には変わらないが、徐々に変えたいと思う」とランニングやコンタクト姿勢を改造。小さくても強く当たれる姿勢を身に付け、23年W杯へ「チャレンジしたい」と意欲を示した。