池江璃花子 女子50メートル自由形決勝でインカレ初優勝 「とにかく優勝することを目標にしてた」
2021年10月07日 18:03
競泳
同日に行われた予選では最終5組に出場。第4レーンでスタートした池江は25秒20でフィニッシュ。組1着となり、全体トップで決勝進出を決めていた。
レースを終えると、池江は「去年は4番という悔しい結果だったので、今年は絶対優勝したいと思ってて、あんまり体は動かなかったんですけどもそれでも最後まで頑張りました」とコメント。日本大学で表彰台を独占したことについては「可能性はなくないと思っていたので最後、持田選手がすごいベストで泳いでくれてこういう風にみんなで点数を稼げて、初日にしては良い流れが出来たんじゃないかなと思います」とした。
試合前には「もう失うものはないと思って泳ごうという風に」3人で話していたといい、「予選は3人ともすごく緊張してたんですけど、それが良かったのか最後は力を抜いて3人でこうやって決勝に進めて、1、2、3でフィニッシュできてすごく嬉しいです」と口にした。
最後には「タイム的には良いわけではないんですけど、まずは優勝できたこと。とにかく優勝することを今回は目標にしてたのですごい嬉しいです」と笑顔で語った。
今大会は、9日に行われる本命種目女子100メートルバタフライにもエントリーしており、メダル獲得を目標に掲げる24年パリ五輪に向けた本格的な再スタートとなる。