ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)がW杯第3、4戦(3~5日)が行われるノルウェー・リレハンメルからオンライン取材に応じ、新型コロナの新変異株が世界的に広がる中で「無理に試合をしてほしいとは言えない。複雑」と心境を吐露した。女子チームは開幕2連戦が行われたロシアから移動後、3日間の隔離中。ホテル内のジムでトレーニングなどはできているというものの試合での影響も懸念される。
開幕2連戦は6、5位で、ジャンプW杯男女の歴代最多を更新する110度目の表彰台を逃した。課題はスタートゲートの感覚だといい、「どんな状況でも対応できるようにしないと」と来年2月の北京五輪に向けても修正を図っていく。