ラプターズの渡辺が11得点 3P3本成功は自身4回目 通算9回目の2ケタ得点
2021年12月01日 12:19
バスケット
渡辺の1試合における3点シュートの最多成功本数は過去3回記録している3本。今季は左ふくらはぎの故障で出遅れたが、自身3戦目では存在感を示した。
29分は自身2番目の記録に並ぶプレータイム(最長は30分)で、6リバウンド以上で2ケタ得点を記録したのはこれが3回目となった。
しかしラプターズは2019年シーズンの新人王、ジャー・モラント(22)を膝の故障で欠いているグリズリーズに91―98(前半39―50)で敗れ、3連敗を喫して9勝13敗。グリズリーズには渡辺にとって今季初戦となった11月24日に敵地メンフィス(テネシー州)で126―113で勝っていたが、ホームでは敗れた。
パスカル・シアカム(27)は20得点、フレッド・バンブリート(27)は15得点。新人のスコッティー・バーンズ(20)も19得点と4ブロックショットを記録するなど奮闘したが、ラプターズはホームでは今季2勝8敗となった。第2Qの途中で最大17点差をつけられながら、第3Q終了時点では3点差。しかし第4Qも24―28と劣勢をはねのけるまでには至らず、結局最後まで一度もリードを奪うことなく敗れた。
グリズリーズは11勝10敗。ジャーレン・ジャクソンJR(22)が25得点と5ブロックショットを稼いで連敗のあとは白星を2つ並べた。
なおレイカーズのレブロン・ジェームズ(36)はこの日のキングス戦を前にして、新型コロナウイルス感染防止規定(プロトコル)の対象となって戦列を離脱。ワクチンを接種しているために2度の検査で陰性が証明されれば復帰できるが、数試合は欠場することになった。