【玉ノ井親方 視点】御嶽海 前日修正し、ここ一番の集中力で鋭い踏み込み 

2022年01月22日 05:30

相撲

【玉ノ井親方 視点】御嶽海 前日修正し、ここ一番の集中力で鋭い踏み込み 
照ノ富士(左奥)の見つめる前で阿炎(手前)を攻める御嶽海(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【大相撲初場所13日目 ( 2022年1月21日    両国国技館 )】 御嶽海は時々あっけなく敗れることがあるが、ここ一番の集中力は光るものがある。阿炎戦は立ち合いから気迫あふれる鋭い踏み込みを見せた。その圧力に相手が我慢できずに引いてしまったところを一気に押し切った。
 大関昇進の目安となる33勝まであと2勝。きょう14日目の宝富士戦、そして千秋楽で組まれると予想される照ノ富士戦に勝って、3度目の賜杯を抱けば大関昇進の声も上がってくる。前日黒星を喫した阿武咲戦は足がそろって引き落とされたが、この日は足が左右交互に出ていた。残り2番、欲も出るだろうが、とにかく集中力を切らさず前に出る相撲を心掛けることだ。

 阿炎は当たりが高かった。ただ相手の出来が良かっただけで、やれることはやったと思う。今日の照ノ富士戦は、早く攻めて横を向かせることができれば、ワンチャンスある。(元大関・栃東)

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