村瀬心椛「やばい、本物」羽生結弦を見かけて大興奮 北京五輪スノーボードBA銅メダリストが一夜明け会見

2022年02月16日 10:22

スノーボード

村瀬心椛「やばい、本物」羽生結弦を見かけて大興奮 北京五輪スノーボードBA銅メダリストが一夜明け会見
スノーボード女子ビッグエアで銅メダル獲得から一夜明け、記者会見後にポーズをとる村瀬心椛 Photo By 共同
 北京五輪のスノーボード・ビッグエア女子で、冬季五輪の日本女子最年少となる17歳100日でメダリストとなった村瀬心椛(ここも、17=ムラサキスポーツ)が16日、北京市内のプレスセンターで会見に臨んだ。前日の競技終了直後も夢見心地の様子だった銅メダリストは、「最初は実感がなく夢のような感じだったが、たくさんのメッセージをいただき実感した。メダルを今も提げているが重たいというか、獲れて良かった」と喜びをかみ締めた。
 村瀬は最初の種目だったスロープスタイル(SS)では10位に終わり落ち込んだものの、日本にいる家族や友人からの励ましを受けて再び奮起。決勝では2回目に高難度のフロントサイド1080で91・50点を出してメダルに手を掛けたが、3回目の自分の全試技を終えた直後はメダル確定を知らなかったといい、「コースから出ようとしたら“ココモは3位だよ”と言われて気づいた。夢が五輪に出てメダルを獲ることだったので、かなえられて本当にうれしかった」と話した。

 競技以外で思い出に残った出来事を問われると、「(選手村の)日本棟で他の選手とすれ違ってあいさつしたり。代表選手(らしい行動)なのでうれしかった」。中でも「羽生結弦選手をご飯に行くときに見かけて、やばい、本物だと。やばかったです」と振り返った。声は掛けられなかったというものの、間近で見る本物の羽生に興奮した様子だった。

 全出場種目を終え、昨年11月から続いていた海外転戦を終えて、ようやく日本に帰国する予定。帰国してやりたいことを問われると、「たこ焼きが好きなので、タコパとかしたい。家族とできていないこと、家族と普通なことを楽しくして過ごせたら。隔離が明けたら学校にも行くと思うので、メダルを持っていって(友達に)掛けてあげたい」と話した。

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