キプチョゲ初出場初V コース間違えタイムロスも日本国内最高2時間2分40秒

2022年03月07日 05:30

マラソン

キプチョゲ初出場初V コース間違えタイムロスも日本国内最高2時間2分40秒
東京マラソンで優勝したエリウド・キプチョゲ Photo By 代表撮影
 【東京マラソン ( 2022年3月6日    東京都庁前~東京駅前 )】 五輪2連覇の男子世界記録保持者エリウド・キプチョゲ(37=ケニア)が大会記録を1分18秒も更新する日本国内最高タイムの2時間2分40秒をマークし、初出場初優勝を飾った。
 10キロすぎに中継車の動きにつられた先頭集団がコースを間違え、10秒以上もタイムロス。それでもすぐに立て直すとペースメーカーすら置き去りにし、30キロ手前までは自身の世界記録2時間1分39秒を超える快調なペースを刻んだ。

 終盤の向かい風に新記録を阻まれたが、東京五輪(会場は札幌)では走れなかったコースを制圧。「強い走りとはどういうものか、分かっていただけたと思う」と貫禄十分だった。

 会見後は自らマイクを握り「団結して平和をもたらしましょう。この世には問題を起こす人と解決する人が存在するが、我々は解決する集団になりましょう」と世界平和を呼び掛けた。

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