一山 女子日本勢最高6位 終盤までトップ争い新谷に感謝
2022年03月07日 05:30
マラソン
序盤から日本人トップの6位集団で快走し、25キロ通過は日本新ペースの1時間22分24秒。終盤まで新谷と並走し、40キロ地点で引き離した。
目標の2時間20分切りには届かなかったが、7度目のマラソンで自己ベストに次ぐ2番目に速いタイム。十分な練習を積んで大会を迎えており「30キロ地点で思ったより余裕がなかったが、最後までフォームを崩さずに動かすことができた」と振り返った。
東京五輪8位入賞の実力を示した一方で、優勝から5分も遅れ、世界との差を痛感。「(2時間)20分を切りたかったが、後半上げられずに耐えるレースになった。今日も前を走っている海外選手の姿すら見えなかった。もっと速いラップで押していく力をつけないといけない」と課題を口にした。
◇一山 麻緒(いちやま・まお)1997年(平9)5月29日生まれ、鹿児島県出水市出身の24歳。小学校から陸上を始め、16年に出水中央高からワコールに入社。初マラソンとなった19年東京で日本人トップの7位入賞した。マラソンは今大会が7度目で、自己ベストは20年名古屋の2時間20分29秒。昨夏の東京五輪は日本女子マラソン17年ぶりの入賞となる8位だった。1メートル57、43キロ。
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