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若隆景　下からの意識で1敗堅持、初優勝意識せず「一生懸命取っています」

2022年03月25日 05:30

相撲

若隆景　下からの意識で1敗堅持、初優勝意識せず「一生懸命取っています」
琴ノ若（右）を寄り切りで破った若隆景（撮影・井垣　忠夫） Photo By スポニチ
 【大相撲春場所12日目 （ 2022年3月24日    エディオンアリーナ大阪 ）】 若隆景がこの日も厳しい相撲で琴ノ若を下し、1敗を守った。立ち合いで相手の出足に後退するも、右差しが早く低い体勢を維持して抵抗。左のおっつけで圧力をかけながら力強く寄り切った。勢いのある相手に力の違いを見せつけ「まあ、体は動いています。下からという意識で相撲を取りました」と淡々と振り返った。
　新関脇場所で11勝目に到達。これで終盤戦（11日目～千秋楽）は昨年名古屋場所千秋楽から18連勝と、得意のラストスパートで加速する。福島勢としては72年初場所の先代栃東以来、50年ぶりの優勝も見えてきたが「特に意識はありません。一生懸命、相撲を取っています」と冷静。快進撃を支える前傾姿勢同様、コメントも全くぶれていなかった。　

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