朝日生命が体操事業から撤退…水鳥男子強化本部長「衝撃を受けた」田中女子強化部長「朝からため息」
2022年04月20日 18:35
体操
女子はエースだった村上茉愛さんが引退。昨年の東京五輪代表の畠田瞳(セントラルスポーツ、12年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪代表の寺本明日香(ミキハウス)も今回会限りで引退を表明しており、“世代交代”がテーマとなる。田中本部長は「誰が次のエースになっていくのかが見極めていくのが今回の大きな見どころ」と話した。
両本部長は、名門クラブの朝日生命が2022年度限りで体操事業から撤退するとの報道についても言及。水鳥本部長は「そういう決断をされたのは残念なこと。個人的に衝撃を受けた」と心境を明かし、「一企業のことではなく、体操界全体として受け止めなければいけない。東京オリンピックが終わってスポーツ界がもっと自分たちで魅力を発信し、応援される体操界でなければと思っていたが、その思いをより強くした」と話した。
田中本部長は「正直、びっくりしました。“えぇ~”という思い。朝からため息でした」と驚きを隠さず、「水鳥本部長も話されていたように応援してもらえる体操界にしなくてはいけない。体操の魅力、価値をつくっていけるように強化部として努力しなければ」と語った。