リーグワン最終節トヨタ―東京SG戦が中止…PO進出争い中のトヨタに新型コロナ陽性者

2022年05月06日 13:45

ラグビー

リーグワン最終節トヨタ―東京SG戦が中止…PO進出争い中のトヨタに新型コロナ陽性者 — リーグワンのマッチボール Photo By スポニチ

　ラグビーリーグワンは6日、最終節として7日に開催予定だったトヨタ（旧トヨタ自動車）―東京SG（旧サントリー）戦（パロ瑞穂ラ）を中止すると発表した。トヨタ側に新型コロナウイルス陽性者が複数確認され、他の選手への感染および、濃厚接触の疑いがあり、当該試合の試合登録に必要な選手がそろわないことが確定したため。当該試合の再試合は行われない。

　リーグワンによると、トヨタは2日に新型コロナ陽性者が3人確認された。翌3日に陽性者を除いた選手とスタッフ全員のPCR検査を実施。全員の陰性が確認できたことから、5日に48時間前のメンバー登録を行った。

　その後、練習参加選手に体調不良者が1人発生し、検査の結果、新型コロナ陽性であることが判明。これにより、陽性者の練習状況などから他の選手への感染および、濃厚接触の疑いがあるため、試合登録に必要な選手がそろわないことが確定した。

　東京SGは既に上位4チームによるプレーオフ（PO）進出を決めている。一方のトヨタは勝ち点46の5位で、勝ち点差3で4位のBL東京とPO進出を争っていた。当該試合の勝ち点の扱いはリーグワンの公式戦実施要項に基づいて、改めて決定する。

　▽リーグワンの勝ち点　基本は勝利で4点、引き分けで2点、負けは0点。ただし、3トライ差以上の勝利にはボーナスポイントとして1点が加点され、7点差以内の負けは1点が付与される。新型コロナの影響などによる試合中止は、双方のチームに責任がなければ双方に2点。一方のチームに責任が生じた場合は0点、相手には5点が入る。