NBAファイナルが開幕 セルティクスが最大15点差を逆転して敵地で先勝 4Qは40―16
2022年06月03日 13:00
バスケット
セルティクスは第3Q残り2分10秒の段階で15点差(72―87)、同クオーター終了時点で12点差(80―92)を追っていたが、第4Qの開始2分38秒間で連続9点、さらに6分20秒から10分16秒までの3分46秒間で連続17点を奪って一気に逆転。9本の3点シュートを決めた第4Qのスコアは40―16で、ファイナルの第4Qでの点差(24)としては最多記録に並んだ。また3Q終了時点の12点差逆転は、1992年のファイナルの第6戦でブルズがトレイルブレイザーズを下したとき(15点差)以来となる逆転記録となった。
東地区決勝シリーズのMVPとなったジェイソン・テータム(24)は42分の出場で12得点にとどまったが、NBA15シーズン目を迎えているアル・ホーフォード(35)が26得点をマーク。3点シュートの成功本数はファイナルで初めて試合をした選手としては最多の6本(試投8本)となった。103―103だった第4Qの6分50秒から8分20秒までは2本の3点シュートなどで1人で連続8点。ベテランの土壇場での踏ん張りがチームに勢いをもたらした。
ジェイレン・ブラウン(25)も第4Qの10得点を含む24得点。ベンチから出たデリック・ホワイト(27)も5本の3点シュートなどで21得点、今季の最優秀ディフェンス賞を受賞したマーカス・スマート(28)も18得点を記録して勝利に貢献した。
セルティクスは3点シュートを41本中21本成功。成功率は51・2%に達し、45本中19本(42・2%)のウォリアーズを上回った。
マーベリクスとの地区決勝でMVPとなったウォリアーズのステフィン・カリー(34)はフル出場した第1Qだけで6本の3点シュートを成功させて21得点。38分の出場で34得点を稼いだものの、第4Qでは悪い流れを断ち切ることができなかった。
ウォリアーズが初戦を落としたのは今ポストシーズンでは4シリーズ目で初めて。同じサンフランシスコで行われる第2戦は正念場となりそうだ。
<ファイナルの結果と日程>
▼第1戦=〇セルティクス120―108●ウォリアーズ
▼第2戦=5日(サンフランシスコ)
▼第3戦=8日(ボストン)
▼第4戦=10日(ボストン)
▼第5戦=13日(サンフランシスコ)
▼第6戦=16日(ボストン)
▼第7戦=19日(サンフランシスコ)
*日付は米国時間。第5戦以降の実施は結果次第
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